一問一答

「一部の販売管理システムではモバイル端末の対応が可能です。また別途連携システムを利用して対応可能にすることも可能です」

販売管理システムによっては、クラウドのサービスとして提供され、ブラウザがあればPCでもスマートフォン・iPad・タブレットなどのスマートデバイスで動作可能なものもあります。

■販売管理システムのモバイル化のメリット
スマートデバイスでの直接入力が行えない、従来までの販売管理システムですと販売管理システムの利用は社内に制限され、営業さんなど外回りが多い方はわざわざ会社に帰ってくる必要がありました。受注情報や在庫情報の確認のためにわざわざ会社に戻ってくるのは非効率です。
そんなときに、iPadやタブレット、ノートパソコンなどのデバイスから販売管理システムのデータベースにアクセスできたら作業効率がぐっと上がるでしょう。

■販売管理システムとモバイル端末の連携パターン
iPad・タブレットなどのモバイル端末で販売管理システムを利用したり、連携するためには下記のようなパターンがあります。

・公式に提供されているタブレットオプションを利用する
これはメーカーで公式的に提供されている、販売管理システムをタブレット等外出先で利用するためのオプション機能を導入するものです。カスタマイズなどのようにシステムに手を加えるわけではないので、費用も期間もかからないものもあります（※オプションが有償であるものもございます）。
ただし、そのようなオプションを提供している販売管理システムでなければこの方法は実施できないため汎用性は低い方法となります。

・kintoneなどWebデータベースを活用して販売管理システムのデータを同期させる。
販売管理システム内ではタブレットや外出先での利用が難しい場合の方法です。サイボウズ社のkintoneなど、Webデータベースと呼ばれる分野のサービスを利用して販売管理システム内のデータをWebデータベース側に同期させることによって外出先からは直接販売管理システムにアクセスせずとも、kintoneにアクセスすることでつねに販売管理システムのデータベースにアクセスすることが可能となります。
kintoneはブラウザで利用可能なクラウドサービスですので、iPadやタブレット、ノートPCはもちろん場合によってはスマートフォンでの利用も可能となります。

■販売管理システムのモバイル化の際に検討したい機能
販売管理システムのモバイル化により様々なメリットがある一方で、セキュリティや内部統制などの課題を解決できるシステムを選定すると良いでしょう。
セキュリティや内部統制の不安を解消する機能としては、アクセス権の制限機能やログ管理機能などがございます。

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