一問一答

利用するパッケージによって異なりますが、一般的に在庫管理機能を含む販売管理システムであれば倉庫別、商品別の在庫の確認と管理を行うことが可能となり業務の効率化を実現できます。
また、倉庫別商品別以外に、同じ商品でも製造された順に振られているロットごとに在庫を管理できるシステム、ロケーション別に管理できるシステムもあり、さまざまな商品の在庫管理が可能となります。
ロケーション別とは、倉庫内のどの棚にあるか、ということまで管理できるような管理方法です。
また、商品の中身の量ごとに在庫を管理する、ということが可能なシステムもございます。

その他、特定の業種向けの販売管理システムなど、もっと細かい単位で在庫管理できるようなものもございます。たとえば、アパレル向けの在庫管理では、ブランドが異なる場合や、色やサイズが異なる場合に、その単位ごとに在庫管理が必要となりますが、そういった単位で在庫を管理が可能であったり、鋼材向けのシステムの場合は、長さ／幅／厚みなどで在庫在庫を管理することが可能なパッケージもございます。

こういった在庫管理の単位については、パッケージの標準で対応しているものもあれば、お客様のご要望にあわせてカスタマイズ可能なパッケージにて対応することも可能です。販売管理システムを導入する際には、在庫管理機能の内容や対応範囲を加味して選定するようにしましょう。

実際、弊社に販売管理システムのご相談いただく中で、「現状のシステムでは在庫管理が不十分で、細かい単位で在庫管理がしたい」「どういった単位で在庫管理ができるのか、細かくしすぎて現場が対応しきれるかが不安・・・」「正しい在庫管理を行い、適正な在庫を管理したい」といった現状の在庫管理の見直しも含めたシステムのご相談もございます。

システムクレイスのシステム導入支援サービスは、お客様の現在の運用の状況などを詳しくお伺いし、ご希望の在庫管理単位とするにはどのようなパッケージで対応が可能か、現場が対応可能かどうかも含めて、お客様のニーズに答えるようなシステムを選定するサービスです。
また、選定したシステムを弊社から導入いただけける場合、システムや在庫管理単位を見直した場合の、現場の操作教育なども丁寧に実施いたします。

【基礎知識】
在庫管理とは？業務を効率化する方法とメリット