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販売管理システムにおいて、バックアップデータが必要な理由とは
「はい、可能です。最近ではクラウドへのバックアップなど方法も多様化していますので用途、希望にそった方法をとることができます」
販売管理システムは毎日データが更新されます。なにより会社の売上情報や在庫情報など慎重に管理するべき情報が保存されています。データのバックアップは非常に重要なポイントになることいかと思います。
システムの障害や災害、破損などにくわえて、人間が使うものですから人為的な操作ミスや勘違いなどによってデータが消えてしまったり、間違ったデータに上書きされてしまったりと常にリスクがつきまといます。
また、バックアップする際には自社内のサーバではなく、社外のデータセンターに保管をしておくなど冗長化も重要な要素となります。
クラウドのデータセンターにバックアップをしておくことのメリットとしては、以下が挙げられます。
・サーバのメンテナンスや障害対応を自社でする必要がない
クラウドのデータセンターであれば、そのデータセンターの運用もメンテナンスもすべてサービサーが行うので自社内で担当者を設ける必要がなく管理工数が削減できます。もし自社内のサーバとなると、土日や夜間など考慮すべきポイントが多数ありますが、その点もすべて解消されます。
・セキュリティも保証されているので自社内より安心
一般的なクラウドのデータセンターのサービスは、どれもセキュリティ認証資格を取得しているのが今や当たり前です。クラウドって大丈夫なの?ハッキングされないの?といった心配の声をよく聞きますが正直、自社内で自分たちの施したセキュリティよりも、クラウドサービスのセキュリティのほうが確実に強固で安心できるでしょう。
・冗長化によりデータ破損やシステムダウンを防ぐ
一般的なクラウドのデータセンターではバックアップするデータは、暗号化、冗長化をしてから断片化して、日本国内の複数の独立したデータセンターに対しフラットに分散・保存します。オリジナルデータの複製を作らずバックアップする方式のため、万が一どこかのデータセンターから断片化されたデータを盗み出したとしても、オリジナルのデータを復元することは不可能です。